期待外れといわれている RTX5080コストパフォーマンスの良いRTX5070Tiを比較してみました。
もちろんおすすめは、5070Tiですが決める前にもう一度比較してみましょう。
AMDは※1 Stable DiffusionなどのAIに本領発揮の前にインストールに苦労します。
CUDA(NVIDIA)並に対応するのはもう少し掛かるのではないでしょうか?
Stable DiffusionはRocmを仮想Linuxを構築してインストールすれば利用できます。
少し古い記事ですが、基本的なやり方はこんな感じです
この半年で導入までのハードルがかなり改善されているものの、まだまだ簡単では無いと思います。
私は、ChatGptにアドバイスをもらいながら、なんとかKirita AI(Stable Diffusion)のインストールは出来ましたが、
※2 RVCのインストールは未だ成功していません。
※1 Stable Diffusion:自分のパソコンで画像生成や画像を修正できるソフト
多くのキャラの学習モデルがある
※2RVC:自分の声を別人の声に変えるソフト。
ボイスチェンジャーの上位版。
最近(2025年11月現在)はDavinci Resolve 20でも声を変換出来る機能が追加されたので、
無理して導入しなくても良いかも・・・。
そういうこともあり、NVIDIA製をおすすめします。
INTELが生き残りをかけて、ARCというブランドでグラボに注力してます。
未だ時期尚早だと思っていますが、性能のコストパフォーマンスは抜群です。

AR-A310-E4GB:玄人志向
約2万円
GTX 1650の50%の性能
昔のGTX1050位

Intel Arc B580 Steel Legend 12GB OC
ASROCK
約5万円
3連→2連ファンの
Arc B580 Challengerなら
約4.1万円
NVIDIA:GeForce RTX 4060 と同クラス
(ゲームによっては少し上)
AMD:Radeon RX 7600 ~ RX 7600 XT のあいだくらい
⇩この記事でARCについて少し触れています。
基本スペック比較
| 項目 | RTX 5080 | RTX 5070 Ti | 差異 |
|---|---|---|---|
| 発売日 | 2025年1月30日 | 2025年2月20日 | ー |
| GPUアーキテクチャ | Blackwell 2.0 | Blackwell 2.0 | 同じ |
| GPUダイ | GB203 | GB203 | 同じ |
| CUDAコア数 | 10,752 | 8,960 | 5080が約20%多い |
| RTコア | 84 | 70 | 5080が約20%多い |
| Tensorコア | 336 | 280 | 5080が約20%多い |
| ブーストクロック | 2,617 MHz | 2,452 MHz | 5080が約7%速い |
| VRAM | 16GB GDDR7 | 16GB GDDR7 | 同じ |
| メモリバス幅 | 256-bit | 256-bit | 同じ |
| メモリ帯域幅 | 960 GB/s | 896 GB/s | 5080が約7%広い |
| TDP (消費電力) | 360W | 300W | 5080が約20%高い |
| 定価 (MSRP) | $999 (約14.9万円) | $749 (約11.2万円) | 5080が約33%高い |
| 日本での定価 | 198,800円 | 148,800円 | 5080が約33%高い |
性能差
ベンチマーク結果

解像度別ゲーミング性能

- 1080p (Full HD):
- RTX 5080: 平均203 FPS
- RTX 5070 Ti: 平均224 FPS
- RTX 5070 Tiが約10.3%速い(低解像度では5070 Tiが優位!?)
- 1440p (2K解像度):
- RTX 5080: 平均160 FPS
- RTX 5070 Ti: 平均133 FPS
- RTX 5080が約20.3%速い
- 4K (高解像度):
- RTX 5080: 平均109 FPS
- RTX 5070 Ti: 平均88 FPS
- RTX 5080が約23.9%速い
特定ゲームでの性能差
『Cyberpunk 2077』のレイトレーシング・ウルトラ設定(DLSS 4オート):
- RTX 5080: 平均127 FPS
- RTX 5070 Ti: 平均108 FPS
- 約18%の差
価格差と価値
- 米国での定価: RTX 5080は$999、RTX 5070 Tiは$749(差額$250、約33%)
- 日本での定価: RTX 5080は約198,800円、RTX 5070 Tiは約148,800円(差額約5万円、33%)
コストパフォーマンス(1フレームあたりのコスト)

消費電力差
- RTX 5080: 360W
- RTX 5070 Ti: 300W
RTX 5080が60W (20%) 高い

価格の変動
2025年5月時点で、RTX 5070 Tiは定価レベル(約15万円)まで値下がりしており、市場が安定してきています。
一方、RTX 5080も定価(約20万円)になっています。
NVIDIA定価の値上げの情報も出回っており、今が買いかもしれません。
選択のポイント
RTX 5080を選ぶべき場合
- 4K解像度での高フレームレートゲーミングを重視
- レイトレーシング性能を最大限に活用したい
- クリエイティブワークなど専門的な用途がある
- 予算に余裕がある
RTX 5070 Tiを選ぶべき場合
- コストパフォーマンスを重視
- 1440p以下の解像度でのゲーミングがメイン
- 消費電力を抑えたい
- 5万円程度の価格差を別のパーツに回したい
まとめ
コスパと現実的な性能バランスを求めるならRTX 5070 Tiがおすすめです。
性能を求めるなら、RTX5080 SUPERの登場を待つのも良いかもしれません。
24GBのVRAMを搭載し、消費電力も400W前後らしくRTX5080の性能を超えてきます。
発売は、2026年初頭になる見込みです。
Radeonシリーズも気になるかもしれませんが
おすすめは、NVIDIA(エヌビディア)CUDAです。
GTX1650→RTX3080→AMD RADEON RX7900XT 20GBを使用している
現役AMDユーザーの感想です。
ヒント
ざっくり言うと、
- 動画編集(Davinci Resolve) → CUDAに最適化されているので処理が早い
- 生成AI・機械学習 → まだ NVIDIA(CUDA)有利
- ゲーム→ Radeon もかなりアリ
という感じです。
1. 用語の整理
- NVIDIA(エヌビディア)
- GPUブランド名(RTX 4060 / 4070 / 4080 など)。
- CUDA(クーダ)…NVIDIA 専用の「GPUを使うためのソフトの土台(開発環境)」です。
多くの AI・機械学習ソフトはまず CUDA 向けに作られています。
- AMD Radeon(レイディオン)
- こちらは AMD の GPU ブランド(RX 7800 XT / 7900 XT など)。
- ROCm(ロックム)…AMD版 CUDA のようなもので、AI や科学計算などに使うためのソフト基盤です。
ゲーム用途での比較(RTX vs Radeon)
ゲームだけを見ると:
- レイトレ重視・DLSS(AIで画質とfpsアップ)を使いたい → RTX
- レイトレはそこまで重視せず、生の描画性能+VRAM量をコスパよく → Radeon
という傾向です。
レイトレーシング(光のリアル表現)でリアルで綺麗な映像でゲームをしたい人は、NVIDIAがかなり有利です。
FPSなど画質を重視しないで、FPS(反応速度)を重視する人は、お好みで良いと思います。
AI・機械学習・生成AIでの比較(CUDA vs ROCm)
ベンチマークでは、同クラスのハードでも CUDA の方が ROCm より 10〜30% 速いというテスト結果が複数出ています。
ROCm(AMD)を使うには、Win11の中に仮想空間にLinaxというOSを再現して、この中でROCmを実行するという手間暇を掛けているからです。
Rocmは自分のパソコンの中で画像生成Aiなどを作るときに使ったりします。
Stable Diffusionが有名です。
手順は、ちょっと引くくらいは面倒です。
ここを参考にして⇩
https://capeta55.xsrv.jp/how-to-run-amd-rocm-on-windows11/

GIGABYTE(ギガバイト)
GeForce RTX™ 5070 Ti WINDFORCE OC SFF 16G
約13万円

Palit(パリット)
GeForce RTX™ 5080 GamingPro
約18万円
動画生成AI RUNWAYとKILINGのクーポンが欲しい人はココにあります。

