Microsoft PowerToysの機能を紹介

あのMicrosoftが無料で提供する、PowerToysをご紹介します。
PowerToysは1ヶ月に数回はUPデートされるので、今後も楽しみなツールです。
2025年12月時点では 全部で28個の機能があるようです。Release v0.96.1

この中に「これは!!」と思う機能があれば、すぐにインストールしましょう。
無料なので・・・。

にゃー
にゃー

FancyZones とマウスユーティティはとっても便利です
多機能で全部を紹介しきれないです。

FancyZones

ウィンドウ管理ツール
カスタムのウィンドウレイアウトを作成・適用できる機能です。ウィンドウを指定したゾーンに簡単にスナップさせることで、マルチタスクを効率的に行えます。


PowerToys Run

検索とランチャーツール
Alt+Spaceで起動できるクイックランチャー。アプリケーションの起動、ファイルの検索、計算、システムコマンド実行などを簡単に行えます。

Command Palette

キーボードで操作できるので、マウスを使わなくても
よく使う機能をすばやく呼び出せます。

たとえば──

・アプリをすぐに起動したいとき
・設定やコマンドを探す手間を減らしたいとき
・作業の流れを止めずに、次の操作をしたいとき

Command Paletteを使えば、これらの操作がひとつの画面から行えます。

見た目や機能は、自分の好みにあわせてカスタマイズできます。
お気に入りのアプリや機能も、自由に追加できます。

このツールは、PowerToys Runの後継(こうけい)として作られました。
より高機能で、スムーズに動作します。
 Win+Alt+Space

Color Picker

カラーピッカー:いつでもどこでもスポイト機能を使える機能。
任意の画面上の色を取得できるツール。ショートカットキー(通常はWin+Shift+C)でちいさいピッカーが起動し、RGBやHEXなどの色コードを読み取ります。

クリックするとこの画面が立ち上がり
色コードをコピーできます。
HEX「ff ff ff」は白色のコードです。

にゃー
にゃー

画像ソフトやWorldPressで色を再現するときに使えそうだね

にゃー
にゃー

スポイト機能を使えない場面で役に立ちそう


Image Resizer

画像リサイズツールです。
ファイルエクスプローラーからファイルを選択
右クリックメニューから複数の画像を一括でリサイズ可能。設定で独自のサイズプリセットも作成できます。


File Explorer Add-ons

エクスプローラー拡張
エクスプローラーにプレビュー機能を追加するツール。SVG、Markdown、PDF、その他のファイル形式のプレビューをサポートします。

File Locksmith

特定のファイルやフォルダが使用中の場合、その原因となるプロセスやアプリケーションを特定するための便利なツールです。
この機能は、Windowsでファイルを削除、移動、または変更しようとしたときに「ファイルが使用中です」というメッセージが表示された際に役立ちます。

にゃー
にゃー

特定できないほど困ることはないかな・・・


Keyboard Manager

キーボードマッピングツール
キーやショートカットを再割り当てできるツールです。独自のキー配置やショートカットを作成可能。


PowerRename

高度なファイルリネームツール
一括リネームを行えるツール。正規表現やフィルタを使って効率的にファイル名を変更できます。


Mouse utilities(マウスユーティティ)

マウス機能拡張ツール

  • マウスの検索: マウスカーソルを素早く見つける(Ctrlを2回押すとカーソルが強調表示される)。
  • マウス蛍光ペン: クリック時に視覚的なエフェクトを追加(プレゼンなどで便利)Win+Shift+H
  • マウスポインターの十字線: マウスポインタ周辺にガイドラインを表示。Win+Art+P
  • マウスジャンプ マウスのポインターが素早く遠くへ移動します。Win+Shift+D

マウスユーティリティは、マウス操作をもっと便利にする機能です。

Find My Mouse
マウスの位置がわからないときに
画面を少し暗くして、ポインターのまわりをスポットライトのように明るくします。
今どこにあるか、すぐに見つけられます。
この機能は、Raymond Chenさんのソースコードを元に作られています。
Ctrlを2回押すとカーソルが強調表示される)

Mouse Highlighter
マウスのボタンをクリックしたときに
黄色の◯が表示される機能です。
どこをクリックしたかが、ひと目でわかります。
色はカスタマイズできます。
Win+Shift+H

Mouse Jump
ディスプレイの縮小画面が現れ、行きたい場所をクリックすると、その場所にマウスカーソルが移動します。
大きなモニターや複数のモニターに使っている人におすすめです。
Win+Shift+D

Mouse Pointer Crosshairs
マウスポインターの中心に、十字の線を表示します。
どこを指しているかが、正確にわかります。
Win+Art+P


Always on Top

ウィンドウを常に最前面に固定
ショートカットキー(通常はWin+Ctrl+T)でウィンドウを固定。重要なウィンドウを常に最前面に表示できます。


Text Extractor

文字抽出ツール(OCR):画像ファイルからテキストを抽出する機能です。
画像ファイルを立ち上げてWin+Shift+Tで起動し、画面上の文字範囲指定するとコピーできます。
Ctrl+Vで貼り付けできます。

にゃー
にゃー

英語表記のソフトをスクショしての翻訳や
外国の文字を翻訳するときに使えそう

ほのか
ほのか

スマホのGoogle翻訳で翻訳で良くない?


Quick Accent

特殊文字入力ツール
アクセント記号付き文字を簡単に入力する機能。英語や他言語での特殊文字入力がスムーズになります。

にゃー
にゃー

使わないかな・・・


Peek(ファイルプレビュー)

ファイルエクスプローラーに表示されたファイルを選択しCtrl+Spaceを押すと「詳細」に出てくるプレビューより
更に大きいプレビューが表示される。

にゃー
にゃー

これは使うときがあるかも

File Explorer add-ons

ファイル エクスプローラーのアドオンを使うと、さまざまなファイルを表示できるようになります。
プレビュー ペインやサムネイルで、内容をすぐに確認できます。

たとえば、画像や文書の中身を開かずにチェックできて便利です。
プレビュー ペインを表示するには、エクスプローラーの[表示]をクリックします。

その中にある[プレビュー ペイン]を選ぶと、画面の右側に表示されます。

レビューできるファイル
SVG images (.svg)
Markdown files (.md)
Source code files (.cs, .cpp, .rs, …)
PDF files (.pdf)
G-code files (.gcode)
QOI images (.qoi)

注意:プレビュー機能を有効にすると、すでにインストールされている別のプレビュー機能が上書きされることがあります。
そのため、注意が必要です。

OutlookとPDFのプレビュー機能の間で、相性がよくないという報告もあります。
うまく動作しないことがあるので、設定を変更する前に確認しておくと安心です。

File Locksmith

File Locksmithは、どのファイルが使われていて、どのアプリが使用中かを調べられるツールです。
Windowsのシェル拡張機能として利用できます。

エクスプローラーでファイルを右クリックし、[Unlock with File Locksmith]を選ぶだけで使えます。
複数のファイルを選んで調べることもできます。

ファイルを閉じられないときや、削除できないときに便利です。


Hosts File Editor

PowerToysのHosts File Editorは、Windowsの「hosts」ファイルを簡単に編集できる便利なツールです。
通常、hostsファイルはシステム設定に関する情報を管理するために使用され、手動で編集するには管理者権限が必要です。
このユーティリティを使えば、手間をかけずにhostsファイルを視覚的に操作できます。

にゃー
にゃー

パソコンを使用する99%の人は使用しない機能だと思います。


Registry Preview

レジストリプレビューツール
レジストリファイルを適用前にプレビューし、内容を確認できます。

にゃー
にゃー

これもパソコンを使用する99%の人は使用しない機能だと思います。
レジストリファイルを編集するなんて、数えるほどしかありません

Environment Variables(環境変数)

環境変数管理ツールを使うと、環境変数を簡単に整理できます。
設定の手間を減らし、より便利に管理できるようになります。

プロファイルを作成すれば、複数の変数をまとめて扱うことができます。
作業ごとに切り替えて使えるので、とても効率的です。

にゃー
にゃー

これもパソコンを使用する99%の人は使用しない機能だと思います。


Shortcut Guide

ショートカットガイド
Winキーを長押しすると、現在利用可能なWindowsショートカットの一覧を表示。
なぜか表示されない・・・・Win+Shift+/

Screen Ruler

Win+Shift+M 4種類のモノサシが選択出来るようになります。
この物差しで寸法を測定できます。単位はピクセルになります。

Advanced Paste

クリップボードから必要な任意の形式にコンテンツを貼り付けることができます。
プレーン テキスト、マークダウン、JSON、.txt ファイル、.html ファイル、または .png ファイルとして、UX または直接キーストローク呼び出しで直接貼り付けることができます。
また、クリップボードの画像からテキストを直接抽出して貼り付けることもできます。
これらのアクションはすべてローカル コンピューター上で実行されます。 さらに、このツールには、100% オプトインである AI を利用したオプションがあり、設定に OpenAI キーを入力する必要があります。

Awake

スリープ設定を管理することなく、コンピュータをスリープ状態にならないようにするツールです。
スリープ状態になると処理が止まったりバグったりすることがあるので、それを防止するツールのような気がします。
アップデートや動画編集のレンダリング時に使えそうです。

画面右下をクリックし
コーヒーカップのアイコンをクリックして
設定します。

スリープ設定を管理することなく、コンピュータをスリープ状態に保つように設計されたWindows用ツールです。

Crop And Lock

1つの画面に、複数の小窓を開くことが出来ます。

⊞ Win+Ctrl+Shift+Tをおすと+線が出ます。これで囲んだところが、独立したウインドウになります。
選択出来るのはアクティブWindowだけのようです。

 Win+Ctrl+Shift+R このショートカットは、トリミングされた部分を残して、残りの部分は透過するモードのようです。
閉じると、再びWindowは現れます。全てのソフト上で成功するわけではないようで、失敗(バグることも)たまにあります。
公式HPも実験的なモノと書いてあります。

便利な使い方の例

オンライン会議: 会議中に参照したい資料をトリミングして、常に手元に置いておくことができます。
プレゼンテーション: プレゼンテーション資料の一部をトリミングして、常に表示しておくことで、資料を見失うことなく進めることができます。

にゃー
にゃー

DAWやDavinci Resolveで使ってみたけれど効果的な使い方は未だ見つけられません。

Workspaces

Win+Ctrl+@
ワークスペースは、いつも起動するソフトを選択しておいて、起動ボタンで一斉に起動させるツールです。
例えば、ブログを書くときは、ブラウザA・ブラウザB・iTune・FireAlpaca(画像ソフト)・一太郎をセットしておくというような感じですね。

NEW+(新規+)

自分だけのテンプレートを使って
新しいファイルやフォルダーを、かんたんに作成できます。

  • 毎回、同じ名前や中身のテキストファイルを作りたい
  • 特定のフォルダー構成(例:画像・資料・メモ)を何度も作る
  • いつも使う形式のファイル(例:WordやExcelのひな形)がある
  • 毎回、同じ名前や中身のテキストファイルを作りたい
  • 特定のフォルダー構成(例:画像・資料・メモ)を何度も作る
  • いつも使う形式のファイル(例:WordやExcelのひな形)がある
にゃー
にゃー

こんなときに、New+を使うと便利らしいのですが
ピンときません。

PowerToys Awake

PowerToys Awakeは、パソコンを自動でスリープさせないようにする機能です。
電源やスリープの設定を変更する必要はありません。

長時間かかる作業をしているときでも、パソコンがスリープ状態になるのを防ぎます。
画面が暗くなったり、作業が中断されたりしないので安心です。

作業に集中したいときや、ダウンロード中などにとても便利なツールです。

Command Not Found

PowerShell 7で使えるモジュールです。
間違ったコマンドを入力したときに、自動でエラーを見つけてくれます。

そのコマンドに関連するWinGetパッケージがあれば、インストールを提案してくれます。
コマンドの間違いにすぐ気づけるそうですが、PowerShellという名前を、聞いたことがない人も多いと思います。
パソコンに詳しい人でなければ、あまりなじみがないかもしれません。

ですが、実はWindowsに標準で入っている便利なツールのひとつです。
知らなくても困ることは少ないですが、知っておくと役に立つ場面もあります。

ZoomIt

画面を拡大したり、メモを書き込んだり、録画したりできるツールです。

プレゼンテーションやデモのときに、とても役立ちます。
特に、技術的な内容をわかりやすく見せたい場面におすすめです。

ZoomItでできること
これはZoom(オンライン会議のアプリ)の拡張機能になります。

・画面の一部を拡大表示する
・その場で線や文字を書き込める
・画面の操作を録画できる

話しながら画面を説明するときに、聞いている人にも伝わりやすくなります。
 
Ctrl+1など1~7の数字で出来ることが変化します。
ExcelのCtrl+1[セルの書式設定]が開くのですが
Zoom中にExcel操作のときは注意が必要かも。


にゃー
にゃー

あれ!? 29個になっちゃった・・・不思議ですね

PowerToysはここからダウンロードできます。
もちろん無料です。

ストリームコントローラーデック 
左手デバイスです。
約11,000円です。
Excelや動画編集ソフトなどの
ショートカットキーを登録しておくと
作業性がUPします。

静音キーボード
ロジクール K295
白もあります。
約3,500円


13個のプログラムボタンを持つ
ロジクールGのワイヤレスゲームミングマウス[G502 X LIGHTSPEED]です。
反応速度・正確な動作は、ゲームだけでなく通常作業でのストレス軽減に役立ちます

約18,000円
自分へのご褒美に

有線タイプの方が半額くらいの金額ですが
普段使いを考慮するなら、ワイヤレスがおすすめです。

テキストのコピーはできません。