グラボは映像をモニターに映し出すパーツです。APEXや動画編集・作曲ってグラボが必要なの?VRAMは◯GB必要?など
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【結論】おすすめグラボ性能
VRAM 10GB以上 できるだけ多い方が良いです。
4GBでもAPEXはプレイできますが、動画編集はすぐに行き詰まります。
グラボの性能の話で「ぬるぬる」という表現が使われますが、これは映像が「カクカク」するという表現の逆で
駒落ちしないで、スムーズに再生されるという意味になります。
おすすめグラボ(2024年)
1世代前(前のモデル)のグラボはどうでしょうか
グラボはNVIDIA RTXシリーズがおすすめです。AMD RXシリーズの方がVRAMが多くて安いけど・・・。
価格の目安 | モデル名 | VRAM容量 | シェーダー数: CUDA | 性能目安 3DMark | コメント | ココで探す |
約2万円~ 当時 約1.7万円 | GTX1650 おすすめではないよ | 4GB | 896 | 3,594 | 動画製作には向かなかったが、 約5年間使用。省エネグラボ | メルカリ |
約4万円~ | RTX 3060 | 12GB | 3,584 | 8,773 | PS 5と同等レベル | |
約9万円~ | RTX 4070 | 12GB | 5,888 | 17,859 | 高いけど、おすすめ | |
約10万円~ | RTX 4070 SUPER | 12GB | 7,168 | 20,993 | うーん、選ばないと思う | |
約11万円~ | RTX 4070 TI | 12GB | 7,680 | 22,828 | もう少し奮発してTI SUPERを選ぶと思う | |
約13万円~ | RTX 4070 TI SUPER | 16GB | 8,192 | 24,275 | 16GBは魅力的です。 | |
約16万円~ | RTX 4080 | 16GB | 9,728 | 28,269 | TI SUPERの方がお得な気がする | |
656約30万~ | RTX 4090 | 24GB | 16,384 | 36,528 | 高すぎます。 | |
約8~10万円 中古は5万円~ | RTX 3080 | 10GB | 8,704 | 17,744 | 約2年使用 VRAM10GBではギリギリすぎたよ |
おすすめは新品ですが、予算が無いなら中古でも良いと思います。
おすすめはNVIDIA RTXシリーズだけど、AMDも紹介します
価格 | モデル名 | VRAM容量 | シェーダー数: ストリーミングプロセッサー | 性能目安 3DMark | コメント |
約5万円~ | RX 7600 XT | 16GB | 2,048 | 11,286 | 16GB搭載 おすすめ |
約7万円~ | RX 7700XT | 12GB | 3,456 | 17,005 | |
約8万円~ | RX 7800XT | 16GB | 3,840 | 20,022 | |
約10万円~ | RX 7900 GRE | 16GB | 5,120 | 22,302 | |
約12万円~ | RX 7900XT | 20GB | 5,376 | 26,817 | 使用中 |
約16万円~ | RX 7900XTX | 24GB | 6144 | 30,565 | |
約8万円~ | PS 5 | 16GB共有 | 2,304 | 9,000位? | RTX 3060同等 |
PS 4 PS 4 PRO | 8GB | 1024? | 1600? 2300位? | これくらいあれば十分!? |
RX 7900XTを使用してますが、編集した動画の書き出し(変換:エンコード)をするときには、VRAMをフルに使います。
その為、20GBあっても十分ではなく、容量は多い方が良いです。
ヒント:数時間で製作できるような動画では、8GBで大丈夫だと思います。
実際の動画を見てもらって、必要なVRAM容量を説明した方が良いとは思っているのですが・・・。用意できていません。
私の最新動画では、編集中は12GB位。 書き出し作業中は17GB位ですが、編集ソフトが20GB超えないように自動で調整しています。調整が間に合わなくて20GB達成した瞬間に、作業はフリーズします。何回TRYしてもフリーズする場合は、編集中のエフェクトを簡略化する必要があります。これは悲しいので、できるだけ書き出しの設定変更して、あがらうことになります。
。ベースが同じなのに、なぜメーカーによって価格が違うの?
GPU(ジェーダー)を動作させるスピード(クロック)が違っていたり、GPUを冷やす方法やこだわりが違うためです。
下記の「グラボを選び基準」で紹介しているメーカの中から、一番価格が安い物で問題ありません。
私はいつもそうしています。安定性を犠牲にすれば、オーバークロックといわれる、クロック数をUPさせて稼働させることもできます。
20年目のCPU は、今ほど高速ではなかったため、安いCPUをオーバークロックさせて、ハイエンド並の処理能力を無理矢理出すという事が多かったのですが、今はそんなことしなくても、十分な処理能力があるので、特別な理由がない限りする意味は感じられません。
無理矢理に早くしても、途中で止まってしまったら、その方が作業は遅くなってしまいます。
グラボってなに?
映像をモニターに映し出す、パーツです。(これだけ覚えておけば、下記の説明は読み飛ばしてもOKです)
このグラボ(グラフィックボード)ですが、多くのパソコンには、搭載されていません。
それは、CPUに内蔵されていることが殆どだからです。
その為、多くのPCにグラボは搭載されていません。
グラボがCPUに内蔵されているといいましたが、厳密にはGPUといわれる 映像の処理をするチップが入っています。
グラボの中にもGPUが入っています。こちらは、VRAMといわれる映像専門の高速なメモリーや、GPUや映像を効率よく処理するための部品がセットになっており、それらが熱暴走しないための、ヒートシンクやFANがついています。
ヒートシンクというのは、
この処理能力の目安になるのが シェーダーといわれる数量です。2024年時点での高性能CPU 「Core i9 14900KS」
に内蔵されているGPU 「Intel® UHD Graphics 770」は32個以上(非公開)。
これに対してグラボは、2019年発売の入門用 GTX1650 は896個 。
2020年発売のハイエンドのRTX3080は8,704個
2023年発売のRX7900XTは5,376個です。
シェーダーは少ないですが、RTX3080の同等以上(+10%位)の性能があるとされています。
シェーダーは、同じNVADIAでも世代によって性能が違ってきます。
NVIDIAのシェーダーはCUDA(クーダ)と呼ばれ、AMDはストリーミングプロセッサーと呼ばれています。
その為、単純には比較は出来ないけれど、数が多い方が高性能と覚えておきましょう。
グラボのメーカーは3社あります
1位:NVIDIA (エヌビディア) - GeForce(ジーフォース)シリーズで有名
特にこだわりが無ければ、NVIDIA GeForce RTXシリーズで決まりです。
AIの処理は、NVIDIA社製のGPUを中心に開発されているので、画像生成AIの
Stable Diffusion(ステイブル・ディフュージョン)も自分のPCに導入することも出来ます。(VRAM 12GB以上が推奨されています)
導入するメリットは、無料でイラストなど作り放題になります。通常は、1000円~1万円/月 程度課金しないとつくれません。
課金しないで作ったイラストは、商用利用が出来なかったりと制限がある場合が多いので、SNSなどで発信したい人は、課金が必須になります。
生成AI:文章・イラスト・プログラムなど、自動で作り出すAIのこと
GameのパフォーマンスもGoodです。特にレイトレーシング(光・影・反射などを表現する技術)の性能が高いです。
AMD社製に比べて2倍位の性能差があったように記憶しています。
2位AMD (エーエムディー) - Radeonシリーズを展開
VRAMといわれるメモリの搭載量が多いのが特徴?です。
以前は、動作の不安定さもあり、ゲームは、NVIDIA、AMDは画質が良いというイメージでしたが
最近は遜色有りません。
私は、画像生成AIのStable Diffusionを導入しようとして、上手くいきませんでした。原因は何となく見当を付けあるのですが、
この時に、次回のグラボは、NVIDIAにしようと心底思いました。
3位:Intel(インテル)Arcシリーズ
2022年頃から発売されている、CPUメーカーのグラボです。
CPUにはGPUといわれるグラボの核(重要な部分)が入っています。なのでGPUに関しても老舗といえるかもしれません。
しかし、動作が不安定で、忙しい人や初心者は購入してはいけません。
でも、性能と価格のコストパフォーマンスは良いです。動作が安定するには、数年はかかるのではないでしょうか?
グラボを選ぶ基準(安定性)
安定性です。下記の表で紹介している、ASUSなどのメーカなら問題ありません。
パソコンのパーツは様々な会社が、製造しています。もちろん規格は決まっていますが、OK~NGまでの範囲があります。
例えば、ネコの場合、三毛猫、サバトラ・ペルシャなどの家猫でも色々あるし、三毛猫にも個性があって、同じ個体は存在しないのと同じです。その為、同じ規格で作られていても、相性問題で安定しないことがあります。
とはいっても、選ぶのは簡単です。相性問題は、この40年でめっちゃ改善されています。今はメーカーがドライバー(製品を動作させるためのプログラム)を作っていますが、昔は個々の会社で、開発していたので、安定性や性能差がかなり発生していました。
親メーカー | おすすめ | ヒント(ここに書かれている製品なら安心して使用できます) |
NVIDIA:GeForce RTXシリーズ | ◎ | ASUS・MSI・GIGABYTE・Palit・ZOTAC・ELSA・玄人志向など |
AMD:Radeonシリーズ | ◎ | ASUS・ASROCK・GIGABYTE・SAPPHIRE・玄人志向など |
Intel:Arcシリーズ | × | 安定するのを待ちましょう。 |
グラボを選ぶ基準(VRAMの容量)
ブログ・ネット検索:必要ないです。グラボは不要です。Excel・Wordも不要です。
グラボがあると、動画を視聴するときに少しだけ、パソコンの負荷を減らすことが出来ます
作曲:DTM(デスク トップ・ミュージック):これもグラボは不要だと思います。
最近は派手?な演出のプラグインも多いですが、GPUを使うようなプログラムになっていないようで、グラボをガンガンに使うような、プラグインは出会ってません。
ゲーム:
FPS(プレイヤーVSプレイヤーで、ドンパチ撃ち合うゲームが多い)グラボは必須です。ゲームのカクツキは、命取りで即負けに繋がります。
どんなに優れたプレーヤーでも、相手の動きが遅れて表示されれば、絶対に勝てません。
8GBは欲しいところです。
GTX1650 4GBでもAPEXでダイヤ帯とプラチナ帯で戦えるくらいのパフォーマンスは出せます。(画質を抑えれば100FPS位)
私は、RTX3080を使用していても、ゴールド帯が限界です。(私にPADは合わないような気がします)
動画編集:中上級社向けソフトを使用するなら必須です。
10GBは欲しいところです。特殊な処理を追加していくと、8GBはあっという間に超えていきます。特に編集した内容を、MOVやMP4などのファイルに変換する作業で、メモリ不足で停止してしまうこともあります。(設定を変更したり、編集動画のの特殊処理を減らしたりすれば変換出来ます。)Davinci Resolveの場合、RTX3080 10GBでもこの症状で悩まされました。
用途 | VRAM容量 | ||
ブログ・ネット検索 | 不要 | 動画視聴の時にGPU少し使います。10%位 | 不要 |
作曲(DAW) | 不要 | 派手なプラグインもありますが、グラボ(GPU)使用率は低いです | 不要 |
ゲーム | 必要 | 有った方が遊べるゲームが増える。 | 4GB以上 |
動画編集 | 必要 | 切ったりつないだりするだけのシンプルな編集なら不要だよ | 10GB以上 |
動画編集の場合
価格 | 動画ソフト | 推奨VRAM | 推奨メモリ | ヒント・セールで購入しよう |
約1,100円 ~8,000円※1 | MOVAVI VIDEO SUITE | 4GB | 16GB | 初級~ STEAMのセールで購入して |
約1万円 | Filmora | 4GB | 16GB | 初級~ |
600円/月 13,000円(買い切り) ※2 | PowerDirector 365 | 8GB | 16GB | 初級~上級? |
3,280円/月~ | Premiere Pro | 8GB | 32GB | ~プロ |
4万円~ 無料版もある※3 | Davinci Resolve | 8GB | 32GB | ~プロ |
※1 表示はセール時の価格:バージョンによって価格が違います。18ならセール時なら1,100円位で購入できます。
おすすめの2021は3,300円(理由はクロマキー合成のバグみたいなのが直っていたからです(体験版))
私は18と20を使っていました。時々18のファイル変換や動画カット機能を使用します。
なぜか20でやるとDavinciで読み込めないので使ってません。18より20の方が編集時に重くなりにくいです。
私の場合は、同じような編集で、1.5倍位の「長さ」まで重くなりませんでした。
※2 サブスクだとイラストや動画などの素材がいっぱい選べます。普通は5,000円/月位は掛かります。
有料サイトの利点は、商用利用が可能なことです。もちろん無料サイトでもそういう素材はありますが
あっちのサイト、こっちのサイトと探すのは時間が掛かります。私の場合だと、1つの動画での素材探しは、10時間位はかかることも珍しくはありません。何トカしないとです。
※3 無料版でも十分使えます。有料版は買い切りです。今のところ、ずーとアップデート代が無料です。
なので、バージョンUPごとの出費の心配は不要です。
amazonや楽天とかで、古いバージョンを購入しても、すぐに最新版に更新できます。
色々検索して、掘り出し物を探してみましょう。
時々 Speed Editorという専用コントローラーセットのセールがあります。
私もセットの「Speed Editor」を購入しましたが、ほとんど使用していません。
カット機能を頻繁に使う人ならメリットがあるかもしれないですが、私には不要でした。
セット品を購入して、「Speed Editor」を売却できれば、より低コストでDavinci Resolveを手に入れることは可能です。
https://amzn.to/3SyI4xC ←Davinci Resolve 約46,000円
SPEED EDITOR⇩
https://amzn.to/4d6qEQZ ←Speed Editor 約35,000円
Speed Editor (中古:メルカリ) 約20,000円~
円安の影響でしょうか?高いですね・・・。
プロ仕様は、色々なことができる分だけ、慣れるまでに時間が掛かります。
プロ仕様の動画ソフトは、他社が開発した様々なプラグインといわれるオプションを追加できます。
もちろん、他のソフトもオプションが有りますが、MOVAVIならMOVAVIが開発したモノに限られます。
その為、種類が少ないです。
プロ仕様の利点は、DAW(作曲ソフト)のプラグインのほとんどを利用できる点です。
例えば「Davinci」の場合だと、DAWにノイズ除去のプラグインをインストールすると、多くの場合は、自動でDavinciでも認識されて使用できるようになります。
その為、音関係のカスタマイズの範囲が広がります。
もちろん、プラグインを追加しなくても、標準でノイズ除去の機能もありますし、音源(ピアノとかドラムなどの音)があれば、作曲も可能なレベルで充実しています。
プラグインの価格は、無料~数十万円と色々あります。セールを利用すれば、ほとんどのプラグインは5万円以内で購入できます。この価格帯は、こだわりプロ仕様の音源が多いです。多くのプラグインは1万円前後で販売されています。