
音楽配信のディストリビューターは、
作った楽曲をSpotifyやApple Music、YouTube Musicへまとめて届け、
販売や再生ができる状態にする配信代行サービスです。
現在、ディストリビューターを使わずに音楽配信を行うことは、ほぼ不可能な状況です。
それ以外の方法は、SNS(YouTube)などでMVを公開したり、
自分のサイトで販売や配信を行う方法になりますが、多くの人に触れてもらうには、
ディストリビューターを使うのが良い選択肢だと思います。
この記事では、SUNO・Udio・ElevenLabs – Eleven MusicなどのAIで生成した楽曲を前提に、
音楽配信ディストリビューターの選び方を紹介します。
この記事はボリュームがあるので、ブックマークをおすすめします。
ディストリビューター登録の壁と、私たちが今できることのすべて
こんにちは!音楽とテクノロジーの交差点で、クリエイターの皆さんを応援するブログへようこそ。
最近、「Suno AI」のような魔法のツールを使って、自分だけの曲を作るのが流行っていますよね。ボタンひとつで、プロ顔負けの曲ができるなんて、夢みたいな時代になりました。
でも、その一方で、こんな悲鳴にも似たお悩みが私のところにたくさん届くようになったんです。
「自信作ができたからSpotifyに配信しようとしたら、『AIだからダメ』って拒否されちゃった…」
「YouTubeにアップしたら、知らない人から『著作権侵害だ』って言われた!私の曲なのに、なんで!?」
せっかく生まれた素敵な音楽が、誰にも届かずに消えてしまうなんて悲しすぎます。
今日は、そんな「AI音楽と配信の悩み」について、ちょっと深いところまで掘り下げてお話しします。
難しそうな著作権や仕組みの話も、できるだけわかりやすく噛み砕いていきますので、最後まで付き合ってくださいね。

第1章:Suno AIショック!なぜ私の曲は拒否されるの?
ディストリビューターたちの「著作権訴訟」のリスクを恐れる現状
「ねえ、聞いてよ!この前作った自信作を『DistroKid』にアップしようとしたらさ、なんか英語で怖い警告が出て弾かれちゃったの!私の曲、AIっぽすぎるから嫉妬されたのかな?」
「嫉妬ではないよ…。むしろ逆で、『AI生成物であること』自体が、今の音楽配信業界では大きなリスクとして扱われているのです。ほのかだけじゃなく、世界中のクリエイターが同じ壁にぶつかっています」
1.1 大手ディストリビューターの「塩対応」の現実
私たちがSpotifyやApple Musicに曲を配信するためには、「ディストリビューター」と呼ばれる配信代行サービスを通す必要があります。
しかし、最新のリサーチ(2026年1月)によると、これまで誰でも歓迎していた大手業者が、AI楽曲に対して急速に門戸を閉ざし始めています。
現状、主要なディストリビューターの対応は以下の表のように分かれています。
| ディストリビューター | AI楽曲への対応状況 (2025-2026予測含む) | ユーザーからの報告・詳細 |
| DistroKid | ⚠️ 不安定・高リスク | 「DAWで作った曲は通るのに、Sunoで作った曲を入れた途端に拒否された」「警告なしでアカウントごとBANされた」という報告が相次いでいます。公式サポートページでは「AI音楽もOK」と書いてあるものの、実際にはAIボーカルやクローン音声が含まれていると自動検知でフラグが立つ可能性が高いです。 |
| TuneCore | ❌ 原則NGの傾向 | AI生成音楽に対して非常に厳しい態度をとっています。「AI生成コンテンツに関するポリシーにより配信できない」という定型文での拒否や、理由を開示せずにブロックする事例が報告されています6。公式に「AI反対」の姿勢を強めているという情報もあります。 |
| Amuse | ❌ BAN & 返金なし | 有料プランを契約したのに、AI生成を理由にリリースを拒否され、さらに「サービス規約違反」としてアカウント停止処分を受け、代金も返金されなかったという悲痛な声があります1。 |
| Ditto Music | ❌ 拒否報告あり | アーティストとしての実績があっても、Sunoを使用した楽曲だけピンポイントで拒否されるケースが確認されています7。 |
| Landr | ⭕ 比較的寛容 ただし月5曲までも制限がある AI生成コンテンツの取り扱いについて | 現時点での「AIクリエイターの希望の星」です。AIトラックを月に一定数まで許可する姿勢を見せており、他社でBANされたアルバムがLandrでは審査を通ったという報告があります。マスタリング機能がセットになっている点もAI楽曲の品質向上に寄与します。 |
| narasu | AIのみで楽曲生成されていないこと Youtube Contents ID登録不可 | AIを少しでも使用した場合は、著作権登録は認めない。NARUSUのいうAIってSUNOやUdioだけでなくChatGPT、Gemini等の作詞やアイデア出しに関して少しでも関わっていたらNGです。ただしiZotope Ozone等は人間の制作プロセスを補助する「アシストAI」または「信号処理AI」と定義され問題ありません。 |
| RouteNote | ⭕ 可能性あり | 無料プランがあり、AI楽曲に対しても比較的オープンですが、審査に非常に時間がかかる(数週間〜)ことや、AI検出ツールの誤判定リスクがあることが課題です。 |
「えええ!DistroKidって一番有名じゃないの?『誰でもアーティストになれる』って言ってたのに・・・」
「彼らも意地悪でやっているわけじゃないんです。
背景には、もっと深刻な『著作権とスパム問題(低品質な音楽)』があるんだよ」
そういう背景もあって、2025年12月にSUNOは敵対していたWMG提携しています。
これにより、提携前は、誤検知でも厳しく異議が通りにくく訴訟の不安がありましが
提携後は検出と管理が自動化され,、訴訟の不安は減る一方で
収益がWMGへ配分される危険が増えます。
収益がWMGってどういうこと?
次期SUNO V6(仮称)はWMGのデーターで学習された音楽になるといわれています。
これにより著作権問題はクリアされるのですが、YoutubeのContents IDに登録してしまうと音楽を使用した収益が気が付かないうちに
WMGに流れてしまうことが懸念されています。
詳しい内容は下記の記事を読んでね
(まだ執筆中です)
1.2 なぜ彼らはAIを怖がるのか?
ディストリビューターがこれほどまでに神経質になる理由は、主に以下の3つの「恐怖」に集約されます。
- 著作権侵害の訴訟リスク: SunoやUdioといったAIサービスは、学習データに著作権のある楽曲を使用しているとして、大手レーベル(Universal Music Groupなど)や権利団体から訴訟を起こされています。もし裁判で「AI生成物は違法」という判決が出れば、それを配信していたディストリビューターも共犯とみなされる恐れがあります。
- メタデータのミスマッチと詐欺検知: AIで作った曲に「Drakeっぽい」とか「The Weeknd風」といったタグやタイトルをつけて配信しようとする人が後を絶ちません。これはパブリシティ権の侵害にあたります。
また、大量生成されたAI楽曲による再生数稼ぎ(不正ストリーミング)も警戒されています。 - 品質管理とサーバーコスト: AIを使えば、1日に数百曲を作ることも可能です。
これを無制限に受け入れると、Spotifyなどのプラットフォームが「質の低いコピー楽曲」で埋め尽くされ、サーバー代だけが嵩んでしまいます。
これを防ぐため、Tunecoreなどは「人間による創作」を重視する方針に舵を切っているのです。
つまり、『トラブルの種になるかもしれないものは、最初から入れないでおこう』という、
企業としての防衛本能が働いているのです。
第2章:YouTube Content IDの落とし穴
「私の曲なのに、著作権侵害?」の怪奇現象!?
「配信が難しいなら、YouTubeで稼げばいいじゃん!
『Content ID』ってやつに登録すれば、私の曲が使われるたびにチャリンチャリンってお金が入るんでしょ?
Sunoで作った曲を片っ端から登録しちゃお!」
ストップ!それ一番やっちゃダメなやつです!
Sunoの曲を安易にContent IDに登録するのは、地雷原でタップダンスを踊るようなものだよ」
2.1 Content IDの仕組みとAIの致命的な相性
用語解説:Content ID(コンテンツID)
YouTubeのすごいシステム。
登録された曲の「指紋(フィンガープリント)」をデータベースに保存し、それと同じ音声が使われている動画を自動的に見つけ出します。
しかし、このシステムは「AI生成楽曲」と致命的に相性が悪いのです。
【理由1】AI楽曲の「類似性」問題
Suno AIなどの生成AIは、似たようなプロンプト(指示)を入力すると、似たような構成、メロディ、音色の曲を出力する傾向があります。
もし、ほのかが作った曲をContent IDに登録したとします。すると、地球の裏側で別の誰かがSunoで作った「あなたの曲とは無関係だけど、AI的に似てしまった曲」を使っている動画に対して、YouTubeが勝手に「著作権侵害だ!」と警告(申し立て)を送ってしまうのです。
【理由2】「逆著作権主張」のリスク
さらに怖いのが、「自分が作った曲なのに、他人の曲だと判定される」現象です。
悪意のあるユーザーや、事情を知らないユーザーが、Sunoで大量に作った曲をContent IDに登録してしまっているケースがあります。
あなたがSunoで作った曲をYouTubeにアップした瞬間、「この曲は〇〇さんの著作物です」という警告が来て、収益を横取りされてしまう可能性があるのです。
2.2 実際に起きているトラブル事例
このような混乱が想定されます。
- 事例1: Sunoで自作したEDM楽曲を使った動画に対し、全く異なるジャンルの楽曲としてContent IDの申し立てが来た。
メロディの類似性をAIが誤検知した可能性が高い。 - 事例2: YouTubeへのアップロード順序に関わらず、「Content IDに先に登録した者勝ち」のような状態になっており、
本来の作成者が収益化できない。 - 事例3: ディストリビューター経由でContent ID登録を試みた結果、
「AI生成コンテンツであるため登録不可」と拒否されるだけでなく、「不正な登録試行」としてアカウントBANの対象になるケース。
「米国著作権局の見解では、今のところ『AIのみで生成された作品には著作権が発生しない』とされています。
著作権がないものを『私の独占的な権利物です』と言ってContent IDに登録するのは、
YouTubeの規約上もかなりグレー、いやブラックに近い行為とされる可能性が高いです」
「えーっ!じゃあ、私の曲を守るどころか、
私が不正行為者になっちゃうってこと?怖すぎる…。」
第3章:著作権の迷宮と法的リスク
「私の曲」と呼べるのはどこから?
「でもさ、Sunoの有料プランに入れば『商用利用OK』だし『権利はあなたのもの』って書いてあるよ?
お金払ってるんだから、私のものじゃないの?」
「そこが一番ややこしいところ。『サービスの利用規約』と『国の法律』は別物なんです」
優先順位が高いのは法律です。規約や契約がOKでも、法律でNGなら「NG」です。
3.1 規約と法律のズレ
Sunoの利用規約では、有料プラン(Pro/Premier)ユーザーに対して、生成された楽曲の所有権を認めています。
これにより、あなたは曲を販売したり、Spotifyに配信したりする「商用利用」が可能になります。
しかし、著作権法の解釈は国によって異なります。
- アメリカの場合: 米国著作権局(USCO)は、「人間による創作的寄与」がない作品は著作権保護の対象にならないという姿勢を崩していません。
つまり、プロンプトを入力しただけでは「著作者」とは認められない可能性が高いのです。 - 日本の場合: 日本の著作権法では、AI生成物が「思想又は感情を創作的に表現したもの」であれば著作物になり得ますが、
具体的にどの程度の加工が必要かの線引きは判例待ちの状態です。
日本は、米国に追従するのが暗黙の了解なので米国寄りになる可能性が高いと思われます。
3.2 JASRACやNextToneには登録できる?
日本の著作権管理団体であるJASRACやNextToneはどうでしょうか?
- JASRAC: 個人でも信託契約が可能ですが、AI生成楽曲については慎重な審査が必要です。
「著作者(人間)の創作的意図」がどれだけ入っているかが問われます。 - NextTone: 公式Q&Aにおいて、「完全自動生成の場合は著作物として認められないため登録不可」と明記しています。
- ただし、「一部AIを活用していても、著作者自身の創作性がある場合(加筆・修正など)」は登録可能です。
つまり、AIから出てきたポン出しの音源をそのまま登録するのはNG。
でも、自分で歌詞を書いたり、メロディを大幅にアレンジしたりすれば、
登録できる可能性が出てくるってことです。」
それって、作曲じゃんか
第4章:それでも世界に届けたい!
審査を突破し、ファンを獲得するための生存マニュアル
「要するに、AI任せじゃなくて、私の『愛』と『手間』を加えればいいってことね!
具体的にどうすればいいの?」
その通りです。
ここからは、ディストリビューターの審査を突破し、安全に活動するための具体的な戦略を伝授します。
4.1 【Method】「人間らしさ」を加える3つの魔法
ディストリビューターや著作権管理団体に「これは人間の作品です」と認めてもらうためには、以下のプロセスが不可欠です。
1. 歌詞は100%自分で書く(または大幅にリライトする)
AIに歌詞を書いてもらうとあなたが知らない場所でも
似たような歌詞が作られているかもしれません。
しかも、AIが書いたものは「著作権でしっかり守られにくい」という問題もあります。
同じAIから生まれてくるものだから
毎回どこかで「同じような感じ」になってしまうのも無理はありません。
でも、あなたが自分の想いをこめて歌詞を書いたなら
その楽曲には「作詞:あなた自身」というはっきりした権利が生まれます。
それは、音楽を配信するときや
誰かに届けるときに「私が作った」と自信を持って言える強い証になります。
あなたの言葉でしか描けない世界が、きっとあるはずです。
作詞は自分でする
2. ステム分離と再構築(リミックス)
Sunoから出力された完成された音源をそのまま使うのではなく、Get Stemsをポチッとして「ステム分離」を実行します。
ボーカル、ドラム、ベースなどを別々のトラックに分けましょう。
ステム分離とは、1つの音楽データを「ボーカル」「ドラム」「ベース」などのパートごとに分けることです
ステム(stem)とは「茎・軸」という意味で、音楽では「パートごとのまとまり音源」を指します。
分離したWAVファイルやMP3ファイルに対して、ちょこっと効果を追加してみる。
動画編集ソフトのDavinci ResolveのFairlightFXにある
ヴォーカルにDe-Esserをかけて(「サ行」が刺さる音を抑えます。)
Reverb(残響)を少しかけてみる
ドラムにConmpressor(大きな音と小さな音を近づける「圧縮」し、小さな音が聞こえやすくし、まとまり感をだす)をかけてみる。
DavinciではMultiband Compressorになっています。
EQを使って特定の音を強くしたり抑えたりしてみる。
女性ボーカルの 明瞭さをアップ
・3〜5kHzを少し上げる(+2~3db)
→ 言葉がハッキリします
慣れたらかける順番を意識していきましょう。
例えばEQの前にコンプレッサーを軽くかけると調整しやすいです。
これは、EQを先にかけてバランス調整したのに、
その処理が後段のコンプレッサーでバランスが崩されてしまうことがあるからです。
ちょこっと効果(FX)を追加してみて
聴き比べて気に入ったら使ってみる
SUNOのステム分離が優秀になってしまったので、他の方法を選択することは少なくなりました。
しかしSUNO以外のサービスを利用していたり、ステム分離して、カラオケを作成したい人もいるかと思いますので
他の方法もご紹介します。
例えば
1.Dawのプラグインを使う方法
RXシリーズをつかう。
2026年1月時点での最新版はRX11です。
RXはプロが使うポストプロダクションツールです。
ポストプロダクションとは、撮影や録音が終わったあとに行う「仕上げ作業」のことです。
RXシリーズは、「音のトラブルを直すことに特化したプロ向け修復ソフト」です。
De-ClickはAI生成された曲に含まれる「プチ」というノイズを取り除くのに便利です。
基本的な機能なので、Elements(入門)・Standeard・Advancedのすべてのグレードで使用できます。
RXの機能のひとつ「Music Rebalance」でボーカル・ドラム・ベース・その他の4パートに分離可能です。
MIDI化はできません。
izotope社はセールを頻繁に行うので、セール時に合わせて購入しましょう。
RXシリーズはDawがなくても使用できるスタンドアローンという機能があります。
Windowsならクリックすれば起動します。

画面はRX10 Advanced
Davinci Resolveでも使えます。
Davinciでは、ほとんどのVSTプラグイン(Dawプラグイン)が使えるのです。
RipX DAW やRipX DAW Proを使う。
(スタンドアローンです)
RipX DAW :4パート:ボーカル・ドラム・ベース・その他
MIDI化は可能
RipX DAW Pro:8~12パート
Lead Vocal(主旋律)
・Backing Vocal(コーラス)
・Drum Kit(キック/スネアなど個別に分かれることあり)
・Bass
・Guitar
・Piano
・Strings
・Brass
・Synth
・FX / Other
MIDI化は可能

izotope社のRXをお得に購入する方法
| izotope RX11(Elements) | RipX DAW /Pro |
| ロックオンで価格を確認 日本のサイト日本語なので安心できる | |
| Plugin Boutiqueで価格を確認 超有名DAWのプラグイン販売サイト 毎月変わる 定価1万円くらいのプラグイン (複数あるので1つ選べます)が購入するともらえるので、 お得です。 | Plugin Boutiqueで価格を確認 数回/年セールしています。 20%が多いですが、 2025年ブラックフラーデーでは過去最大の30%セールでした。 |
iZotope社の製品は、単品よりもバンドル版をセールで買うほうが、基本的にお得です。
iZotope社は、セールをとても頻繁に行います。
そのため、見慣れていないと、どの商品が本当にお得なのか分かりにくいです。
私の経験では、単品購入より、複数入ったバンドル版のほうが安くなりやすいです。
特におすすめなのは、事前に無料配布品を集めておく方法です。
iZotope社は、有料プラグインやELEMENTSシリーズを、年に数回無料配布します。
それらを持っていると、セール時にクロスグレードが使えます。
結果として、通常よりかなり安く購入できます。
お金に少し余裕がある場合の方法もあります。
KompleteシリーズのStandard以上を購入すると、iZotope製品が含まれます。
その権利を使い、RX Post Production Suiteを購入します。
すると、RX Advancedを単品セールより安く買える場合があります。
私自身は、2023年のセールでクロスグレードを使いました。
RX Post Production Suite 7.5を、その時に購入しています。
現状ではRX10以外をあまり使っていません。
ただ、DAW操作に慣れたら、活躍する場面は増えると考えています。
どうしても使ってみたかった機能があります。
RX10 Advancedに入っている風切音低減機能、De-Windです。
この機能を使いたくて、RX Advancedを選びました。
バイクの走行時の風切音の低減効果はいまいちでしたが(この低減が理由でした)、
走行時のような連続で風が吹いていない普通の状態では、かなり低減できます。
2025年後半にSUNOのステム分離機能が進化して、
ステム分離機能だけならRipXDaw-pro以上の品質になったと感じました。
25%のセールで約24.000円(最近20~30%くらいのセールが時々あります)で購入したのに、ちょっぴりショックでした。
それから数カ月後・・・このRipX DAW ProはMIDI化ができるということが分かり、
あらためてこのソフトを買ってよかったと思っているところです。
といっても、まだまだ触りの機能しか使っていないのですが・・・。
このMIDI化したあとにDawで加工するのですが、この過程でつまずいています。
DAW(作曲ソフト)の機能で分離する。
Studio one Pro7やCubaseなどではステム分離ができます。
Studio one Pro7では4パートです。
Cubase13Proでは、SpectraLayers と連携すればできるようです。
RipXDaw-proがあるので使用したことはありません。
Cubase最新は15です。
2.オンラインでステム分離をする
| サービス | 分離できる主なステム | 編集・解析系 | 書き出し | 取り置き(保存) | 無料/有料の考え方 |
|---|---|---|---|---|---|
| BandLab Splitter | 無料で2 or 4ステム(例:ボーカル/その他、またはボーカル/ドラム/ベース/その他)。会員でギター/ピアノ等が増えることがあります | ステム分離中心(Studio連携などの改善あり) | エクスポート機能あり(詳細は利用環境で変動) | 「無料でクラウドに無制限保存」できると明記 | Splitter自体は無料、会員で機能強化 |
| Fadr | Basicはボーカル/ドラム/メロディ/ベース。Plusはリード/コーラス、ドラム細分化、ギター/ピアノ等まで細かい | テンポ・キー・コード検出や、リミックス機能あり | BasicはMP3、PlusはWAV対応 | Plusは「Unlimited Storage(無制限保存)」と明記 | Basic無料、Plusは月10ドル/年100ドル |
| Moises | 無料でも「Vocals/Drums/Bass/Others」。Premiumで背景ボーカル、ギター、ピアノ、ストリングス等が追加 | 速度(テンポ)変更、キー変更などの編集+練習向け機能が強い | WAVは有料(Premium/Pro)で可能 | 無料は「最終ログインから2か月無活動で自動削除」。Premiumは「無期限保存」 | 無料枠あり、上位で制限緩和 |
| LALAL.AI | 1回の処理で「2ステム(例:Vocal/Instrumentalなど)」をタイプ別に抽出(ドラム抽出、ベース抽出…を個別に実行する方式) | 高品質抽出に寄せた設計(Enhanced Processing等) | 元の形式のままダウンロード | 公式FAQ上で「保存期間」をはっきり見つけられませんでした(アカウント/履歴の扱いはプランや実装で変わる可能性) | 分数(minutes)ベースの課金が中心 |
SUNOでステム分離すると
複数のパターンが提案されるけど、どの分離が良いかわからないよ
最近の私のは、シンセサイザーなどの名前で「シュワー」などの音が入っているものを選んでいます。
この「シュワー」は、AI生成特有のゴミ(ノイズ)が生成されているものらしいです。
仮に、このシュワーという謎の音がノイズと考えるなら、この時点でこのノイズが分離されているのと同じだからです。
このシュワーという音を取り除くのは、試行錯誤したのですがうまくできませんでした。
検証中なので、一つの案ですよ。
3. 本格的なマスタリング
AIが出力した音は、音圧が低かったり、帯域バランスが悪かったりします。これをそのまま配信すると「品質が低い」とみなされることがあります。
DAWでEQやコンプレッサーをかけるか、LandrのようなAIマスタリングサービスを使って、市販の楽曲レベルまで音質を磨き上げましょう。
特にLandrは自身の配信サービスも持っているため、マスタリングと配信を一貫して行うことで審査が有利になる可能性があるといわれています。
EQとかコンプレッサーとか意味がわかんないんだけど
EQは、
コンプレッサーは、音に厚み(迫力)を出したいときなどに使います。
私も詳しくないのでAI(自動)にまるなげしましょう。
izotopeのOZON10のAi機能でマスタリングをすることが多いのですが、
Aiで生成した曲は、低音が歪んだりします。
私はこの感じが嫌いなので、プリセットでアコースティックなどを選んだりすることが多いです。
迫力は落ちますが、歪まないので良しとしています。
4.2 ディストリビューターを選ぼう
次に、どの業者を選び、どう情報を登録するかです。
選ぶべきディストリビューター (2025-2026年版推奨)
AI生成を基準に考えるとこんな感じです。
- Landr (ランダー): 現時点で最も現実的な選択肢。AI楽曲は5曲/月まで配信可能と許容度が高く、サポート体制も比較的しっかりしています。
Basic(2,500円/年)配信数無制限。
Pro(9,800円/年)2026年1月11時点で50%OFF 4,900円/年です。
LandrのAiの取り扱いについて
Studioに加入すると800円/月で配信+マスタリングや各種プラグインで追加工ができます。 - RouteNote (ルートノート): 無料で始められるため、万が一拒否されても金銭的ダメージがありません。
ただし審査待ち時間(2週間から1ヶ月くらいかかる)は覚悟してください。 - Too Lost (トゥーロスト): Content ID管理に強みを持っていますが、AI楽曲での利用には細心の注意が必要です。
「自分の歌詞+AIオケ」など、権利関係がクリアな場合のみ検討しましょう15。
※絶対に避けるべきこと:
- TuneCoreやDistroKidに、何の加工もしていないSuno楽曲を大量に登録すること。
- アーティスト名に有名人の名前を入れること(例:「AI Drake」)。
- メタデータ(登録情報)で嘘をつくこと。正直に「AI生成を含む」と申告できる欄があれば、必ずチェックを入れましょう。
まずは、RouteNoteで配信を始め、数曲/月配信できそうなら、Landr に乗り換えが良いかなと思います。
5曲って少なそうに思えるけど、けっこう大変です。
インストルメント(歌なし)ならできるかもしれません。
第5章:SEO(検索)とSXO(体験)でファンにみつけてもらおう
プラットフォームに頼らない集客術
審査に通っても、誰にも聴かれなかったら寂しいよね…。どうすれば私の曲を見つけてもらえるの?
そこで重要なのが、マイクロモーメント(検索したい瞬間)を捉えたSEO(検索エンジン最適化)とSXO(検索体験最適化)になります。
5.1 マイクロモーメントを捉えるキーワード戦略
リスナーが音楽を探すとき、彼らは「曲名」ではなく「用途」や「気分」で検索することが多いです。
これをマイクロモーメントと呼びます。
| マイクロモーメント | 検索者の心理 (Intent) | 有効なキーワード例 | 戦略的アプローチ例 |
| I want to feel (気分を変えたい) | 勉強に集中したい、リラックスしたい、テンションを上げたい | 「作業用BGM」「Lo-Fi HipHop」「瞑想音楽」「Cyberpunk Background Music」 | 特定のニッチジャンル(例:サイバーパンクな瞑想曲)に特化し、1時間の長時間ミックス動画を作成する。 |
| I want to create (自分も作りたい) | Suno AIでどうやってこんないい曲を作ったのか知りたい | 「Suno AI プロンプト」「AI音楽 作り方」「Suno 歌詞 コツ」 | 曲だけでなく、「使用したプロンプト」や「制作過程」をブログや概要欄で公開する。同じクリエイター層からのアクセスを集め、ファン化する。 |
| I want to know (知りたい) | AI音楽の著作権や最新事情を知りたい | 「AI音楽 著作権」「Suno 商用利用」「YouTube 収益化」 | ノウハウを発信し、信頼性を高めることで、自身の楽曲への導線を作る。 |
5.2 YouTube SXO(検索体験最適化)の具体策
YouTubeでは、動画が見つけられるだけでなく、「長く見てもらう(視聴維持率を高める)」ことが重要です。
- 視覚情報の強化: 静止画1枚の動画は飽きられます。LemonSlice AIなどのツールを使って、AIアバターがリップシンク(口パク)で歌う動画を作ったり、歌詞がアニメーションするリリックビデオにすることで、視聴者の没入感を高めましょう。
- 詳細なメタタグと構造化: 動画の概要欄には、単なる説明だけでなく、以下のような詳細なタグを入れましょう。
- 構造タグ:
[Verse],[Chorus],[Outro]などの曲構成を記述。 - スタイルタグ:
, `[Progressive Metal]`,などのジャンル指定。 - これにより、Sunoユーザーや音楽ファンが特定のスタイルを検索したときにヒットしやすくなります。
- 構造タグ:
第6章:収益化の新しいカタチ
ストリーミング再生数だけに頼らないマネタイズ
Spotifyで1再生0.数円とかでしょ?タピオカ一杯飲むのにも何万回も再生されなきゃダメじゃん…。もっと効率よく稼ぐ方法ないの?
AI音楽で成功している人の多くは、ストリーミングよりも『直接販売』や『サービス提供』で収益を上げているのです
6.1 「スキルと時間」を売る:Fiverr活用術
海外のスキル販売サイト「Fiverr(ファイバー)」では、Suno AIを活用したサービスで月に数十万円を稼ぐ猛者もいます。
「ココナラ」の世界版ですね。
- パーソナライズ楽曲制作: 「あなたのパートナーへの誕生日プレゼントに、世界に一つのオリジナルソングを作ります」というサービス。
依頼者からエピソードを聞き出し、それを元に歌詞を書き、Sunoで曲にする。- ポイント: 単なる曲の販売ではなく、「思い出作り」という体験を売るため、単価を高く設定できます(1曲数千円〜数万円)。
- 短尺動画用BGM制作: InstagramのリールやTikTok用の15秒〜30秒のオリジナルBGMを安価で大量に制作するサービス。
注意点: Fiverrで販売する場合も、「AIを使用していること」を正直に記載することが推奨されます。
また、商用利用可能なプラン(Pro以上)での生成が必須です。
6.2 YouTubeチャンネルのブランド化とアフィリエイト
あなたのYouTubeチャンネルを「AI音楽専門チャンネル」として育て、そこから収益を得る方法です。
- アフィリエイト: 説明欄に、使用しているマイク、PC、あるいはSuno AI(アフリエイトはないと思う)や動画編集ソフトのアフィリエイトリンクを貼る。
- Official Artist Channel (OAC): 条件を満たせば、YouTube上で「公式アーティストチャンネル」として認定され、ブランド力が向上します。
これにより、YouTube Musicなどの関連サービスからの流入も見込めます。
重要なのは、ストリーミング、YouTube広告、直接販売、アフィリエイトと、収益源を分散させることです。
ちなみに放置チャンネルを再利用(他のジャンルに変更)しての試みはうまくいきませんでした。
もしかしたら、新規チャンネルなら波に乗れるかも?
終章:未来へのアクションプラン
「うーん、最初は『ボタン一つで楽して稼げる』と思ってたけど、やっぱり甘くないんだね。
でも、逆に言えば、ちゃんと手間をかければチャンスはあるってことだよね?」
チャンスはあります。
2026年に向けて、AI音楽は『量産型』から『高品質・ハイブリッド型』へと進化していくはずです。
最後に、あなたのために、今日から始める【Action Checklist】をまとめました。
【Action】今日から始める3つのステップ
- 制作プロセスの見直し(3つのうち1つはクリアする)
- 歌詞は自分で書く、またはAIの歌詞を50%以上リライトする。
- そのままではなく、ステム分離やマスタリングを行って音質を上げる。
- DAWを使って、少しでも「人間の演奏」や「編集」を加える。
- 配信パートナーの選定
- DistroKidやTuneCoreは避け、LandrやRouteNoteを試す。
- 規約をよく読み、Content ID登録は基本的にOFFにする。
- 発信とコミュニティ
- 曲をアップするときは、見つけてもらうために、タイトルやタグはSEOを意識してみる。
- Redditの
r/SunoAIやX(Twitter)で、最新のBAN情報や成功事例をチェックし続ける。
習慣にするポイントは「IF THEN PLANNING」「もしスマホを手に取ったらチェックする」みたいに行動のきっかけを決めてしまうこと
わかった!Content IDに頼らなくても、私の曲を『好き!』って言ってくれるファンを一人ずつ見つけていくよ。
まずはノートに思いついたフレーズを書きとめてみる
AIはあくまで『魔法の杖』。
その杖をどう振るか、どんな魔法をかけるかは、魔法使いであるあなた次第です。
素晴らしい作品が生まれるのを楽しみにしています。
